小・中・高校の先生方へ
☆PFC活動を指導する際の参考として☆
1. PFC活動の特色
青少年ペンフレンドクラブ（以下、PFCという）の活動は、学校の教育活動の一環として、正規のクラブ活動または部活動、同好会などといった立場から、顧問教師の指導の下に行われています。
PFC活動の大きな特色は、平和・友愛・教養の三信条という目的を掲げながら文通とグループ活動に取り組んでいるところにあります。単に個人のアドレスを紹介して、個人間の文通のみを斡旋している文通団体とは根本的に異なります。
PFCでは、(1)文通の進め方を相談し合ったり、(2)相手からの手紙について考え合ったり、(3)手紙を書く内容について調べ合ったり、(4)テーマを相談して決めたり、(5)文通の成果を整理して発表するなど、常に文通とグループ活動を結びつけて実践するようにしています。
2. PFC活動目標
PFC事務局では、全会員の文通交流を盛んにするため、目標を設定しました。
こちらをご覧ください。
3. 校外活動への参加
各学校の情報を得るために、またPFC活動に寄与するために県連合、地方連合などに参加することは、各学校グループの事情にもよりますが、計り知れない大きな実りがあります。こういった経験により自覚が芽生え、より積極的な活動が期待できるものです。
(1) 連合行事への参加
全国連合をはじめ、府県・地方連合の主催行事に参加させることで、他校との交流、意見交換などを通して仲間意識という文通以外の喜びを持たせることができます。また、自立心の醸成にも役立ちます。
(2) 手作り会報紙・冊子などの発行
学校グループの規模にもよりますが、手作りの会報紙や文通成果をまとめた冊子などを発行するのも、おもしろい試みであると思います。会員相互の連帯感を養うだけでなく、近隣の学校に送付するなどすれば、各学校の顧問の先生との結びつきも強まります。
また、最近は学校グループでホームページを作り、日ごろの文通成果を周知している学校もあります。